【書評】『人生の勝算』by前田裕二は人生のバイブルになり得ます

記事更新日: 2021/01/31

ライター: しゅんてぃー

人生の勝算』はこんな人におすすめです。

  • ビジネスで成果を出す方法が知りたい
  • 人生のモデルケースとなる人を探している
  • ベンチャー社長の人生論に興味がある

 

しゅんてぃー

僕はこの本が人生のバイブルの一つです。

 

前田裕二という男の圧倒的努力量に魅せられています。

前田裕二氏は、ライブ配信プラットフォームを手掛けるSHOWROOM株式会社の代表取締役です。

今回紹介する『人生の勝算』以外にも、2018年に発売した『メモの魔力』の大ヒットによりメモ魔としても有名です。

 

 

タイトル
『人生の勝算』
著者名
前田裕二

しゅんてぃー

この本は、読者が自分の人生に勝算を持つことを期待して書かれています。

 

▼『人生の勝算』のポイント
  • 絆の大切さ
  • 努力の大切さ
  • 人生のコンパスを持つことの大切さ

絆の大切さ

人は絆の深さにお金を払います

前田さんは幼少期に両親をなくしたため、小学生の時にお金の不自由さをなくすために弾き語りを始めます。

はじめはお客さんがなかなか人が立ち止まってくれませんでしたが、戦略を練り直したことにより多いときには月10万円の収入を得ていました。

 

しゅんてぃー

弾き語りが成功した戦略は常連客を作ることでした。

常連客を作るための3ステップ

  • お客さんをコミュニケーションできるゾーンまで引き寄せる
  • 時間差でリクエストを受ける
  • 仲良くなったらオリジナルソングを歌う

 

最初は、遠巻きに見ている人を引き寄せるために、セットリストを書いたボード用意したそうです。

そうすることで曲に興味を持った人が話しかけやすくなる。

その次に、お客さんからのリクエストを時間差で受ける。

「今日は練習していないからできないけど、来週の同じ時間に来てくれたら演奏します。」といった具合です。

そうして仲良くなった時点で、オリジナルソングを歌うと、お客さんと関係性が生まれて、お金になるということです。

 

しゅんてぃー

お客さんとストーリーを共有すると、そこに絆が生まれ、常連客が生まれます。

 

努力の大切さ

しゅんてぃー

僕がこの本で一番印象に残っている言葉があります。

 

それは「当たり前のことを圧倒的なエネルギーでやり続ける」です。

これは前田さんが新卒で入社したUBS証券の先輩、宇田川さんの教えだそうです。

当たり前のことを継続できる人は少ないので、なにか特別なことをする必要はないのです。

当たり前のこととは以下のとおりです。

  • 挨拶する
  • 朝早く来て勉強する
  • 思いやりを持って接する
  • 証券マンは日経新聞を毎日読む

 

しゅんてぃー

「圧倒的な努力と継続ができる人が成果を出す」ということがポイントです。

 

人生のコンパスを持つことの大切さ

人生のコンパスを持つとは、「人生の価値観を定める」「向かうべきベクトルを持つ」ことです。

しゅんてぃー

「人生の勝算」を持つこととも言いかえられます

 

人生のコンパスを持つには、自分と深く対話をすることが必要になります。

 

  • 自分は何が幸せなのか
  • 何を大切にして生きるのか
  • 自分はどこへ向かってくのか

という視点で自己分析を進めることがポイントです。

 

なにか新しいことをはじめるときは、何をするよりもまず「コンパス」を定めることが重要になります。

 

まとめ

▼『人生の勝算』まとめ
  • 人生の勝算を持つ≒人生のコンパスを持つ
  • 圧倒的な努力と継続&絆を持つことが成功への近道

 

この記事では前田裕二さんの『人生の勝算』についてまとめました。

夢に向かって努力がしたい人や、毎日のやる気が出ない人には特におすすめできる一冊です。

しゅんてぃー

人生のコンパスを持つことに関しては『メモの魔力』に自己分析1000本ノックという付録がついています。

 

 

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