『メモの魔力』はこんな人におすすめの本です。
この本はメモ魔として有名なSHOWROOM株式会社代表の前田裕二さんが書かれた本です。
2019年に一番売れたビジネス書で、累計発行部数は56万部を突破しています。
しゅんてぃー
この本はメモ魔の前田さんが「メモで人生は変えられる」というメッセージを伝えるべく書いた本です。
しゅんてぃー
メモには大きく分けて2種類あります。
です。
記録のためのメモは、いわゆるメモです。情報や事実を忘れないようにしたり、誰かに伝えたりするために用いられます。
しかし、メモの本領が発揮されるのは知的生産をするときです。
知的生産のためのメモを極めると、人生をよりよく変えることができます。
しゅんてぃー
メモをとることで
しゅんてぃー
まず、知的生産のためのメモをとるための公式があります。
前田式メモのミソは「抽象化」です。
抽象化とは、あるものから共通化した要素を抜き出して一般化することです。
言葉で説明すると難しいので例をあげます。
抽象化の例
しゅんてぃー
より汎用的で応用可能な状態にするのが抽象化といえます。
この抽象化をどうメモに活かせばいいのでしょうか?
先程の公式「ファクト→抽象化→転用」を分解して説明します。
ファクト→抽象化→転用
しゅんてぃー
簡単に言うと、他の分野の事例を借りてきて、自分の課題に応用するということです。
しゅんてぃー
自分の軸を知るために自己分析をしまくることが推奨されています。
自己分析の問いに答えて、その答えを「抽象化→転用」のテンプレートに当てはめて考えることで、自分のコアは何なのかを探ります。
抽象化のポイントは「なぜそう思ったのか」と問いかけることです。
「なぜ」で抽象化できたら、今度は今の自分に当てはめます。
しゅんてぃー
例をあげます。
自己分析の問い「高校時代の将来の夢は?」
答え:国連に入りたい
抽象化(なぜ?):世界の不条理と戦いたい
転用:ホワイトハッカーになって世界のために戦う
このようにして自分の内面を探っていきます。
自己分析の問いが建てられないという方も大丈夫。
なんと、メモの魔力には自分を知るための自己分析1000問という付録がついています。
しゅんてぃー
これに答えていけば、自分の軸は何なのか、ひいては自分が何をやりたいのかが確実にわかるでしょう。
しゅんてぃー
僕は抽象化の概念が革命的でした。
どんな事実でも抽象化して自分の課題に転用すればすごいアイデアになる可能性を秘めています。
もしこの記事を読んで、興味が出た方はぜひ書籍も読んでみてください。