しゅんてぃー
今回はデイル・ドーテン著『仕事は楽しいかね?』の解説をします。
この本はこんな人におすすめです。
しゅんてぃー
朝の通勤電車で暗い顔をして会社に向かっていませんか?
この本を読むと、同じ仕事でも、取り組むスタンス次第で仕事は楽しくすることができるとわかります。
本書では、空港で運行中止を食らった一人のサラリーマンと、起業家の老人マックス・エルモアが対話していく形式で物語が進みます。
『仕事は楽しいかね?』のポイントは以下のとおりです。
このページの目次
本書では、新しいアイデアを次のように定義しています。
新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
しゅんてぃー
アイデアに関する本の多くにも「アイデアは既存の事実の組み合わせ」であると書いてあります。
仕事を楽しくするためにはまず、アイデアをたくさん持っていることが必要です。
新しいアイデアを生み出すために、本書では3つのリストを作成することが推奨されています。
しゅんてぃー
特に大事なことは仕事のプロセスの洗い出しです。
アイデアを出す目的は、あらゆることをより良く変えていくことです。
そのためにはまず、「あらゆること」とは何かを明確にしておくことが必要です。
本書の最大のキーワードは「試す」です。
仕事を楽しくするためには、試すことに喜びを見出すことが必要不可欠になってきます。
人間は元来、試すことが好きです。
ルーティンワークはつまらなく、クリエイティブな仕事は面白いです。
つまり、同じ仕事であっても、変化をつけずに毎日同じようにやるか、日々工夫してアイデアを試してみるかで、仕事の面白さが決まります。
しゅんてぃー
僕は以前こんな言葉を教わって衝撃を受けました。
「仕事は楽しい仕事と楽しくない仕事があるのではない。
仕事を楽しんでいる人と楽しんでない人がいるだけだ。」
つまり、どんな仕事であっても、クリエイティブに色々と試せる人が、仕事を楽しんでいるのです。
逆に、好きな仕事につけたとしても、毎日同じことを淡々と続けていると、その仕事はつまらなく、会社に行くのも憂鬱になってしまいます。
本書に書かれている成功の秘訣があります。
それは、あるべき状態よりもより良くあることです。
仕事をしていて「完璧だな」と思ってしまうと、そこで進歩が止まってしまいます。
たとえあらゆることを試して「完璧」な状態であっても、さらにもう一度試すことが重要です。
何かを「完璧」にできるようになったら、更に素晴らしい「完璧」を目指す。
しゅんてぃー
何かが完璧だと思ってしまうと成長がそこで止まる。
あとはライバルに追い抜かれるのを見ているだけになってしまうので、「完璧はダメの第一段階」と表現されています。
仕事を楽しくするには。。。?