本の要約 大富豪アニキの教え 日本人の原点を取り戻せ

記事更新日: 2020/09/11

ライター: ゆうほ。

成功法則の本は巷に数多く溢れているけれど、このアニキの本は読みやすくて心があったかくなります。

インドネシアのバリ島に魅せられたアニキが、現地でウルトラ大成功を納めて世界レベルの資産家になった後アニキの教えをこうために続々と人々が訪ねてくる日々を過ごしているアニキの元に、本書の主人公である鈴木一郎(いっちゃん)が訪ねてくるところから物語は始まります。

まるおくん

何そのスーパーウルトラ大成功で世界レベルの資産家って?

ゆうほ。

作中でのアニキの言葉だけど、バリ島の不動産を多く持っている方なんだ。

ちなみにこの本に書かれていることは99パーセント実話です。

ゆうほ。

大富豪のアニキも実在しますし、アニキに会いに多くの人が訪ねてくることも事実です。

 

以下、著者の丸尾孝俊さんのプロフィール

大阪生まれ。3歳で母親が家を出る。中学校卒業後、看板屋に丁稚奉公。 その後、吉本興業事業部に入社。独立。トラック運転手からセミナー会社経営などを経て28 歳で単身バリ島へ渡る。手持ち資金18万円、的屋業からはじめた商売は関連会社31社(従業員5千数百名)のグループ会社に成長。バリを中心にアジアに不動産資産数百ヘクタール、数十件の自宅を所有。

地元の人々に、学校、病院などを寄付するだけでなく、アスファルトの舗装、伝統芸能の楽団を維持・運営援助、52人の孤児の里親になるなど、今でも困っている人には惜しみなく手を差し伸べる。現地の人からは「アニキ、マルさん、ボス」などと呼ばれ、慕われている。

バリ島のアニキ公式サイトから引用

アニキは著書の中で、成功するためのルールを紹介しています。

その中からいくつか抜粋してご紹介いたします。

この記事を書いている人
ゆうほ。

都内商業施設の飲食店店長で働く傍ら副業をスタート。

本業と並行しながら月収30万以上を稼ぐ。

現在は会社を退職し、フリーランスの接客コンサルタントとして活動中。

一緒に勉強する人
まるおくん

筆者の会社員時代からの友人。

違う会社に勤めているが、店長同士という繋がりで交流する。

朝から晩までの勤務形態に嫌気がさし、現在会社員と並行で副業に挑戦中。

副業やビジネスに関しては全くの初心者。先に独立した筆者からビジネスを学んでいる。

本書のあらすじ

日本のサラリーマンである鈴木一郎(いっちゃん)が本作の主人公兼読者の投影です。

31歳のダメリーマンを自称するいっちゃんがバリのウルトラ大富豪であるアニキからの教えを元に人生の逆転を狙うというお話。

まるおくん

いっちゃんはどうしてアニキに会いにいったの?

ゆうほ。

なかなか自分を変えられずヤキモキしてた時にウルトラ大富豪へ昇り詰めたアニキを知って会いたいと思ったんだ。

そして到着したアニキのヴィラ。たくさんのお手伝いさん達を横目に通されたリビングに関西弁の日に焼けた男が。

この人がアニキこと丸尾孝俊さんです。

たくさんの人たちに囲まれているアニキに質問するいっちゃん。そしてこれがいっちゃんの人生の転機になるのでした。

ゆうほ。

ざっくりあらすじを説明しました。この時いっちゃんが教わったことを解説していきます。

アニキってどんな人?

解説の前に著者の丸尾さんについて説明します。

プロフィールは前述の通りですが、実際はどんなことをされている方なのでしょう。

丸尾孝俊さんは今現在YouTubeで配信をされております。

一昔前はバリ島アニキツアーなどがあり、実際にお会いしてお話を伺うこともできましたが、最近は新型コロナウイルスの影響でツアー自体が一時休止の状態のようです。

コロナウイルスが収束して、またツアーが再開されることを心待ちにしています。

まるおくん

会いに行ける大富豪ってなかなかいないよね!

ゆうほ。

私もいずれ会いにいきたいものです。

アニキの教え

本書ではアニキの教えが25個出てきます。その中から抜粋してご紹介いたします。

▼アニキの教え
  • 相手を自分のように大切にする。
  • 自分の「童心」を取り戻せ。
  • 常に「失敗」と共にあることで成長する。
  • リミッターを外して本気になる。
  • 生きる目的は、少し良くして次の世代につなげるため。

ゆうほ。

一つずつみていきましょう!

相手を自分のように大切にする心

これは本書の一番最初に登場する教えですが、私自身も読んでいてハッとさせられた教えでした。

自分が大切だと思い返す人は、自分のことを大切にしてくれた人であるとアニキは語っています。

まるおくん

確かに思い返すとお父さんやお母さんがすぐ出るよ!

それを踏まえて、自分と関わる人を自分と同じように大切にしてみてください。その時その人達と心で繋がることができるでしょう。

自分の「童心」を取り戻せ

まるおくん

童心に返るってこと?

アニキによると、童心には一人一人違う個性がある。大人になっていくとどんどんそれが失われていくので「本来の自分を取り戻せ」という意味合いで語られています。

ゆうほ。

確かに小さい頃はなんでもできるなんでもやれるという万能感が有ったように思います。

私でいうなら、そのころの万能感を取り戻し、枠に当てはめないフラットな自分にといったところでしょうか。

子供たちは好奇心に溢れています。何もかもが目新しく映るあの頃の自分を取り戻しましょう。

常に「失敗」と共にあることで成長する

失敗を恐れないどころのレベルではなく、人の成長は失敗した時にこそあるというアニキの教えです。

まるおくん

失敗するのは怖くないのかな?

ゆうほ。

アニキはむしろ失敗は大歓迎のようです。

他の仲間達の失敗も含めて受け止めれば仲間達との絆も深まり、成長もできて仲間達から応援もされるといういいことだらけとアニキはおっしゃいます。

ゆうほ。

アニキは全ての失敗を経験しているから全ての質問に秒で答えられるとも言っています。

初めのうちは怖いでしょうが、受け止められる器を持ちましょう。

リミッターを外して本気になる

まるおくん

そうはいうけどそうやって外していいかわからないよ

リミッターが外れている人と会って、話してその人をお手本にして振る舞っていけば自分のリミッターが外れていくとアニキは語っています。

先般、マインドセットの記事でも説明しましたが、実際にマインドブロックが外れている人と過ごす時間を増やすことによってその人の影響を多分に受けられます。

生きる目的は、少し良くして次の世代につなげるため

アニキは自分が生きる目的を次世代にタスキをつなげることを挙げております。

自分の代で少し良くして次に繋げていく。

まるおくん

すごいなぁ。そういえばしっかり生きる目的を考えたことはなかった。

一番最初に紹介した「相手を自分のように大切にする心」を持った日本人が昨今少なくなっているとアニキは嘆きます。

そんな日本人を増やして、次の世代に繋げていくことがアニキの生きる目標のようです。

終わりに

今回ご紹介した5つ意外にも眼から鱗の成功法則がたくさん載っております。

ゆうほ。

全ての内容に興味をもたれた方は是非書店で手にとってみてください。

私自身はまだアニキに会ったことはありません。いつか会えることを夢見ている目標の一人です。

自分が初めて独立・起業に興味を持った時、最初に読んだ本がこの「大富豪アニキの教え」でした。

ゆうほ。

本書を読んだことで、他人を自分のように大切にすることや、次世代のために少しでも良くしようと心に決めたことを覚えています。

また堤真一さん主演でアニキの話を映画化した「神様はバリにいる」という映画もあり、書籍より映像でみたい方はこちらがオススメです。

今回も最後までありがとうございました。

ゆうほ。

また次回の記事でお会いしましょう!

出典 大富豪アニキの教え 

 

 

この記事を書いたライター

ゆうほ。

都内商業施設の飲食店店長職のかたわら副業をスタート。

本業と並行しながら月収30万以上を稼ぐ。

現在は会社を退職し、フリーランスとして活動中。

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