成功するための思考法 マインドセットについて

記事更新日: 2020/08/24

ライター: ゆうほ。

突然ですが「マインドセット」という言葉をご存知でしょうか?

まるおくん

知らない言葉だなぁ。

今までの経験や知識、教育などの中で形成されるものの見方や思考のことを指します。

元々は心理学の用語だったのですが、ここ数年でビジネスの世界でもよく耳にするようになりました。

ゆうほ。

時間管理や価値観とともにとても重要なものです!

ビジネスの世界におけるマインドセットはわかりやすくいうと

成功するためのものの考え方

ということを指します。

副業をするにしろ、ビジネスをするにしろ考え方ひとつで結果が大きく変わってきます。

まるおくん

どうして考え方で結果が変わってくるの?

ゆうほ。

それはね、考え方が行動に結びついてくるからだよ!

成功者と呼ばれる人たちの考え方が自分の頭に入ってくることで、副業やビジネスに対する取り組み方が大きく変わってきます。

▼この記事に書かれていること
  • 成功する人の考え方。
  • メンタルブロックの外し方。
  • マインドセットを体に染み込ませる方法。

ゆうほ。

今まで当たり前と思っていたことが、実は通用しないなんてことも多いですよ。

プロフィール

ゆうほ。

都内商業施設の飲食店店長で働く傍ら副業をスタート。
本業と並行しながら月収30万以上を稼ぐ。
現在は会社を退職し、フリーランスとして活動中。

一緒に勉強する人

まるおくん

筆者の友人
会社は違うが筆者とは飲食店の店長同士という繋がりで交流する。
朝から晩までの勤務体系に嫌気がさし、副業に挑戦中。
副業やビジネスは全くの初心者で、先に独立した筆者からビジネスを学んでいる。

ゆうほ。

今回もぜひ最後までお付き合いください。

成功している人の考え方

まるおくん

成功している人ってそもそもどんなこと考えてるの?

ゆうほ。

一般的に常識と言われていることとは反対かもしれないね。

衝撃的な話

かの天才アルバート・アインシュタインが言いました。

常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。

日本で言うならば義務教育から高等教育までの間に聞き学んだことの累積が常識にあたります。

まるおくん

学校で教えてもらったことが常識ってこと?

ゆうほ。

そう捉えてもらって大丈夫だよ!

さてここで言いたいことは、今まで常識として学んできたことを優先するとビジネスで結果を出すことが難しいと言うことです。

幾度となく説明をしてきた「時間管理のマトリックス」に当てはめて解説しましょう。

一般的な常識人はこの中でC項目を優先する傾向にあります。

まるおくん

決めつけちゃうんですか!?

なぜならば、急な仕事などを優先的に処理していくからです。

それは学校教育という現場で教員や部活動の先輩という上の立場の人間から言われることに忠実になることが関係してきます。

まるおくん

どういうことなんですか?

ゆうほ。

立場が上の人からの指示を優先させてしまうんだよ。

言われたことをちゃんとやる。それはもちろん企業という縦社会を生きる上では必要になってくるスキルです。

まるおくん

上司のいうことは断れないもんね!

ですが自分のビジネスにおいて指示を出すのは自分です。

今までの常識に囚われずにC項目ではなく、自分の能力を高めることや副業などの優先順位をあげられないと、いつまで経っても成果を出すことが出来ないでしょう。

▼常識に囚われないようにするには
  • 「時間管理のマトリックス」におけるC項目を優先しないこと。
  • 自分の能力をあげることや副業など、自分のための時間を優先的に作る。

失敗との付き合い方

突然ですがあなたは失敗をしたことがありますか?

私はおそらく、山のような失敗をしてきました。それこそ人生のどん底を見たレベルで。

まるおくん

失敗はしてきたけど、あんまり失敗したくないな

通常はこのように失敗を恐れてしまいがちです。ですが成功者と呼ばれる人たちは失敗を恐るどころか「失敗ドンと来い!むしろ失敗したい!」と考えている人が多いです。

まるおくん

なんで?失敗するのいやじゃん?

「プロスペクト理論」というものがありまして、人間はできるだけ損をすることなく手堅い利益をとる傾向があるというものです。

失敗=リスクとするならば、できるだけリスクを回避したくなりますよね?

ゆうほ。

ですが、リスクをとることで得られるものがあります。

・第一に経験。

電球のフィラメントを作ったトーマス・エジソンは次のように述べております。

私は失敗したのではない。上手くいかない方法を1万通り発見しのだ。

まるおくん

負けず嫌いかよ!

そうこの一見負けず嫌いのような発言には失敗とは思わずに経験を積んだという意図が含まれています。

・第二にリターン。

成功者という方たちは、リスクの振れ幅が大きいほどリターンも大きいということを知っています。

例えば、不動産投資で家賃収入などの不労所得を得たいと思っていても、実際に物件を買うというリスクを取らないとリターンはありません。

ゆうほ。

とはいえ、生き死にに関わるレベルのリスクは極力避けるべきでしょう。

▼失敗との付き合い方
  • 失敗ドンと来い、むしろ失敗したいという気構えを持つ。
  • リスクをとることで得られるリターンがあることを知る。
  • 生き死にに関わるリスクは避ける。

決断の速さ

例えば、興味を持った副業があったとしてあなたはそれを「やる」と決めるのにどれくらいの時間をかけますか?

まるおくん

うーん、じっくりと調べて自分にも出来そうとわかるまでかな。1週間くらいかかるかも。

それでは遅いんです。

成功者と呼ばれる人ほど、決定するまでが早くかつ行動に移すまでのスピードが速いのです。

「思考は現実化する」の著者であるナポレオン・ヒル博士は、自身の研究のきっかけとなった時の鉄鋼王アンドリュー・カーネギー氏からこう尋ねられたそうです。

「私が培ってきた成功哲学が誰にでも適用できることを証明するために成功者たちの生涯を調査、分析をして体系付けるのが夢なのだが、完成するまで20年かかる。私に代わってその事業を引き受けるつもりはないか?

この質問に対してナポレオン・ヒル博士は29秒でYesと返答。

カーネギー氏は返事までの時間をストップウオッチで計っており、60秒以内に決断できなければ申し出を撤回するつもりだったそうです。

当時のナポレオン・ヒルは弁護士を目指す学生でした。

こうした決断の速さから、後にヒル博士は財団を築くまでの成功を修め、現代まで長く読まれている「思考は現実化する」という名著を記されました。

ゆうほ。

ヒル博士のように、決断と行動の速さが成功者たちの共通点でもあります。

興味のある副業を見つけた場合、やるかやらないかの選択ではなく「やるかすぐやるか」ぐらいの勢いがあると結果に繋がりやすいでしょう。すぐに行動に移して、行動しながら軌道修正していくスタイルが成功への近道と言えます。

まるおくん

知らないものだからじっくり考えた方が良くない?

実際私もそう思っていました。

ですが私がMLMをやっていた頃、カリスマのトップリーダーから「知らないことをやる前に考えたところで答えが見つからない。だからやるか、めっちゃやるかの二択だよ」と言われていました。

志半ばに諦めた業界ですが、ビジネスマインドの勉強という観点で見ると素晴らしい環境だったのかもしれません。

▼決断の速さ
  • 多くの成功者たちは物事を決断するスピードが速い。
  • また、決断から行動に移すまでも速い。
  • 知らない世界でもやると決めて、行動しながら軌道修正をしていくこと。

 

マインドセットを体に染み込ませる方法

自分の中の枠を外す

成功者たちの考え方を自分に落とし込むためにはどうすればいいのか?

ゆうほ。

実はマインドセットを染み込ませる前にやっておきたいことがあります。

人はもともと持っていた常識や価値観によってその枠の中に収まっており、その枠のことを「メンタルブロック」や「条件付け」などと呼びます。これらを外していくことで、新しいマインドを体に染み込ませることが可能です。

 

▼よく例えられる話

水槽の中に肉食の魚であるカマスを入れます。その中に生き餌の金魚を入れると、当然カマスは食べに行きます。

水槽の中にガラスの仕切りを入れてカマスと金魚を別けます。

カマスは金魚を食べようとしますが、ガラスの仕切りに区切られているため食べることができません。

何度食べようとしても仕切りにぶつかり金魚が食べられないので、そのうちカマスは食べることを諦めます。

金魚を食べようとすると何かにぶつかるという条件がカマスに植え付けられてしまったのです。

この後に仕切りを外してもカマスは金魚を食べにいくことはなくなるのです。

ゆうほ。

これがメンタルブロックです。

さて、このカマスが金魚を食べれるようにするにはどうすればいいでしょうか?

まるおくん

なんだろう?別のカマスを水槽に入れる?

その通りです!

金魚を食べなくなったカマスとは別に、ブロックのかかってないカマスを入れるとすぐさま金魚に食らいつきます。

元いたカマスは金魚を食べることができるとブロックが外れていくワケです。

ゆうほ。

実はこれ、何もカマスに限った話じゃないんですよ。

人間も実は同じように、ブロックが外れている人と行動を共にすることで徐々にブロックが外れていきます。

そして成功者と呼ばれている人たちはこのメンタルブロックが外れていることが多いのです。

まるおくん

どういう状態がメンタルブロックが外れている感じなの?

一番わかりやすいのは自分がなりたいなと思っている人を指します。

メンタルブロックは自身の劣等感などが関わっているという見解もあるため、自分が憧れている人や自分にはないものがあると感じる人と一緒にいることで、その人の価値観や考えに触れることができます。

ゆうほ。

一点注意したいのが、自分の常識から外れた人なので最初は不快になる可能性があります。

 

▼自分の中の枠を外す
  • 人間は誰しも今まで生きてきた中の経験や常識で意識的にブレーキをかけている。
  • ブレーキを外すにはブレーキが外れている人と過ごす時間を増やす。

 

マインドセットを定着させる

こちらももともと持っていない考え方のため、これらを体に染み込ませるためには常ひごろから意識的に考えていなくてはなりません。考えを習慣化させる必要があるのです。

まるおくん

具体的にはどういうことをするの?

ゆうほ。

これはもう勉強だから繰り返していくことが重要だね。

一人でやるの場合は結構大変です。

自分との約束を守ることができる人ならさして問題はありませんが、人間は怠けたくなる本能があります。

ゆうほ。

手っ取り早いのは同じ志を持った人たちが集う環境に身をおくことです。

人間にはミラーニューロンというものがあり、身をおいた環境などに左右されやすい傾向にあります。

ざっくり説明すると周りの影響を受けやすいということです。

このように同じ志を持つジトたちがそばにいるだけで、同じマインドセットが身につきやすくなります。

ゆうほ。

実はMLMの会員たちの結束力が強いのはこういった部分も大きく関係します。

MLMではビジネスのマインドを教育する場や、マニュアルを作成して日頃から目を通しておくということを会員にさせています。

会員たちの熱量が非常に高いのはこの教育と、トップリーダーの講習会が月に2度以上あるため積極的に参加していれば自然とビジネスのマインドセットが身についてきます。また上述のメンタルブロックを外すのにも良い環境となります。

まるおくん

マインドセットを染み込ませるならMLMに参加すればいいんだね!

ゆうほ。

勉強の場としては良いかもしれないけど、それを目的にするのはナンセンスだよ。

MLMを本気でやる場合をのぞいて、あまり別の目的を持って会員になるのはいまいちオススメができません。

本気で取り組んでいる人にも失礼ですからね。

ゆうほ。

最近ではビジネス系のYouTuberがこのようなマインドについても配信してくれていますのでまずはそれらを活用しましょう。

有料でやっているビジネス塾というものもありますが、今の時代は無料でほとんどの答えがネット上に網羅されています。入り口として動画を見ることで成功者の熱量をそのまま受け取れるため非常にオススメです。

まるおくん

わざわざお金を使わなくてもいいのか!

またビジネス系 YouTuberの中には有料のオンラインサロンをやられている方もいらっしゃいます。それらに参加してみることで、マインドセットだけでなくビジネスへの取り組み方が変わってくるためその配信者が気に入ったら参加してみるのもいいでしょう。

▼マインドセットを定着させる
  • 一人でやろうとせず、同じ志を持つ仲間がいる環境に身を置く。
  • ビジネス系 YouTuberが配信しているマインドの動画を見る。

終わりに

成功するためのものの考え方というテーマで今回はお送りしてきました。

まずは自分の中に凝り固まった常識の枠を外すことが最優先です。

まるおくん

新しい自分になるんだね!

そして次に必要なのは新しいマインドを入れていくこと。

もっと簡単にいえば、成功者と言われる人たちの前をすることで自分のビジネスへの出力が変わってきます。

ゆうほ。

内容をマルパクリするのはまずいですが、考え方ややっていることを徹底的にパクりましょう。

新しい考え方を定着させることは、初めのうちストレスがかかってきます。

なぜならば、今までの自分を否定しているということでもあるからです。

まるおくん

そうか、そういうことにもなるんだね。

それでも今までの自分で結果が出ない・出せないのならば、新しい自分になってみましょう。

ゆうほ。

今回も最後までありがとうございました!また次回の記事でお会いしましょう!

この記事を書いたライター

ゆうほ。

都内商業施設の飲食店店長職のかたわら副業をスタート。

本業と並行しながら月収30万以上を稼ぐ。

現在は会社を退職し、フリーランスとして活動中。

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