スクールで学べることが多いプログラミング言語の特徴まとめ

記事更新日: 2021/02/13

ライター: hiro

この記事のライター
hiro
この記事のライターの20代システムエンジニア。エンジニアのキャリアや働き方を日々研究中。調査の幅は広く、何事も深く調べてエンジニアやエンジニアを目指す人に向けて役立つ情報を発信中。
下の写真は10社以上あるプログラミングスクールについてエンジニア仲間とディスカッションした時の様子。
相談者
ゆうな
一般的な企業で働くOL。ITは未経験だが将来性を考えてIT企業への転職を検討している。そのため、プログラミングスクールへの入学も考えている。

ゆうな

プログラミングスクールに興味があるんだけど、言語が良くわからないんだよね

hiro

プログラミング言語にもいろいろあるもんね

ゆうな

言語によって何が違うのか全然わからなくて、、

hiro

僕はスクールでよく学べるカリキュラムに含まれるプログラミング言語の特徴はわかるから解説するね

ゆうな

ありがとう!ちょっといろいろ教えて!

プログラミングスクールを調べる中でスクールによって学べる言語が違い、言語によって何が違うかわからないという人も多いでしょう。

日本語には漢字があり、中国語は発音が難しいと言語によって特徴があるように、プログラミング言語にも特徴があります。

hiro

学習難易度や主にどのような現場で使われるかには違いがありますね。知っておくとスクール選びや企業選びの参考になるでしょう

hiro

この記事ではプログラミングスクールのカリキュラムによく含まれている言語の特徴を解説します
この記事でわかること
  • プログラミング言語の種類
  • 各言語の特徴
  • どの言語を学ぶのがおすすめか

プログラミング言語の分類

概要

プログラミング言語は大きく分けて2種類あります。

アプリやウェブサイトの画面デザインを決める言語アプリやウェブサイトを実際に操作する言語です。

例えばAmazonなどのECサイトで言うと、画面レイアウトを決めているのが前者、商品の検索を行っているのが後者といったイメージです。

hiro

具体的にはこんな言語があります

 

画面のデザインを決める言語
  • JavaScript
  • HTML
  • CSS

 

実際に動かす言語
  • Java
  • Ruby
  • PHP
  • Python

※実際にはここでは紹介しきれないほどの数の言語がありますが、この記事ではスクールのカリキュラムによく含まれている言語のみ紹介します。

スクールのカリキュラムにはだいたいJavaScript、HTML、CSSが含まれていて、それに加えて実際に動かす言語が1つ加わる場合が多いです。

画面のデザインを決める言語

画面のデザインを決める言語について細かく書きすぎるととんでもない量になってしまうので、概要のみ書きます。

概要
  • HTML:Webサイトの内容を記載する
  • CSS:Webサイトの見た目を記載する
  • JavaScript:Webサイト上の動くもの(ポップアップなど)を記載する

ゆうな

役割がわかれているのね

hiro

今の段階ではまとめてWebサイトを作るために必要な言語と覚えておけば大丈夫

ちなみに画面のデザインを決める言語は画面を動かす言語に比べて難易度が低く、スクールではこちらから学ぶようにしているカリキュラムが多いです。

画面を動かす言語

続いては画面を動かす言語です。

Java

 

特徴
  • 最もメジャーな言語
  • 学習難易度が高い
  • 国や金融機関の案件から、大手IT企業まで様々な案件で使用されている
  • 新人研修でよく扱われている

Javaは最も多くの案件で使われている言語と言われています。

また、言語の特徴に癖がないため、新人研修でよく使われています。

hiro

私の会社ではJavaの案件は少なかったのですが、研修ではJavaを取り扱いました

国や金融機関の案件にはJavaが多く、そういった企業はスーツ必須かつ雰囲気が堅いので未経験からエンジニアを目指す人にJavaは敬遠されています。

しかし、最近では楽天やサイバーエージェント等の企業でもJavaが使用されています。

hiro

Javaは癖がないので他の言語に応用がききやすいです。とりあえず何かプログラミングに触れてみたい人は学んでおいて損はないでしょう

Ruby

 

特徴
  • 学習難易度が低い
  • 食べログやメルカリなどモダンなアプリに使われている
  • 書いてから動かすまでが簡単
  • 処理の省略が多くできる

Rubyはモダンなアプリに使われていて、食べログやメルカリなどの自社開発企業への転職を目指す人に人気の言語です。

学習難易度が低い=教えやすいという事でカリキュラムに採用しているプログラミングスクールが多いです。

hiro

ですが残念なことに未経験から入れるRails案件は少ないです

Rubyは言語の特徴上、慣れていれば処理を省略してコードを書き、素早くシステムを作ることができます。

なので募集している案件の多くは、Rubyに精通していて処理の省略をしながらシステムを作れるような経験が豊富なエンジニアを募集しています。

hiro

未経験からスクールに入ってRubyエンジニアを目指す人は注意してください

PHP

特徴
  • Webアプリ専用言語
  • 学習難易度が低い
  • 省略もややこしい構文もないの
  • カリキュラムに採用しているスクールは少ない
  • 求人が多い

PHPはカリキュラムに採用しているスクールは少ないですが、実はおすすめの言語です。

というのも処理の省略やややこしい構文がないため初心者にとってとっつきやすく、かつ求人が多いからです。

ゆうな

スクールで学んだ言語で働けると安心だよね

hiro

そうだね、求人が多いからスクールでPHPを学んで職場もPHPを使用することは十分可能だよ

Python

特徴
  • 機械学習に必要な言語
  • 学習難易度はそこそこ
  • AIや機械学習以外にも使える言語

Pythonは機械学習エンジニアには必須の言語です。AIや機械学習で利用されている言語です。

AIや機械学習が需要が伸びていることに伴い、Pythonが使える人の需要も増えてきています。

hiro

将来性を考えるなら最もおすすめの言語です

ゆうな

AIや機械学習以外でも使われているのもまたいいね

Pythonを学ぶならこのスクール!

まとめ

プログラミングの言語にはさまざまな種類があり、ここで紹介している以外にも数えきれないほどあります。

スクールで学べるプログラミング言語の特徴も参考にスクールを選びましょう。

 

個人的な選び方のおすすめですが、機械学習エンジニアになりたいならPythonが学べるスクールをおすすめします。しかしそれ以外なら言語のこだわりはそこまで持たなくてもいいでしょう。

 

重要なのはプログラミング学習を通じてプログラミングの考え方を学ぶことであり、一つの言語を極めれば他の言語の理解がしやすくなります。

この記事を書いたライター

hiro

初めまして、hiroと申します。普段はシステムエンジニアとして働く会社員です。趣味は居酒屋開拓、スポーツ観戦(特にサッカー)です。皆さんの役に立つ情報を提供したいと思い記事を書いています。

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