転職や副業で今もっとも人気がある業界にプログラミングがあります。
未経験から始めるエンジニア転職やプログラミング技術を使っての副業案件も大変多く、他業種の人がスクールに通いプログラミングを日々学ばれています。
ゆうほ。
サッカーで有名な本田圭佑さんもプログラミングスクールに通い学ばれていました。
本田さんはスポーツ選手としても非常に素晴らしい実力をお持ちですが、投資家としての視点も非常にすぐれていらっしゃるっことも有名。
そんな方がプログラミングを学ばれたということもあって、今や多くのスクールが立ち上がり、次世代に活躍するエンジニアを育成されています。
ゆうほ。
今回はプログラミングスクールで講師をされているKさんにインタビューをして、色々と話を伺ってきました!
Kさん
こんにちは。よろしくお願いします。
Kさんには以前ゆうなくんが書いてくれたプログラミングの開発言語についての記事でもお話を伺っています。
そちらもあわせてぜひお読みください!
このページの目次
ゆうほ。
早速ですが色々と教えていただけますか??
Kさん
僕個人の主観が多分に入っていることを先に断っておきますね。
ゆうほ。
副業でも転職でもプログラミングエンジニアが流行っているのはなぜですか?
Kさん
個人的には収入面が高いイメージで選ばれている気がします。
そもそもエンジニアの分母が足りていないというのが業界の状態と言われているので、じゃあエンジニアを育てて増やそうというところが大元になっていると僕は考えています。
Kさん
そんな業界の風潮から「コピペで1000万」などと言って悪徳スクールなどがバンバン広告を打ち始めました。
ゆうほ。
なるほど、それでプログラムエンジニアは稼げるというようにイメージが根付いたんですね。
いえ、実際に稼げる人は本当に青天井の収入です。
ただし他の業種よりは可能性があるよ程度のもので、努力と運しだいなのが正直なところです。
ゆうほ。
結構な狭き門なんですか?w
Kさん
でも可能性はゼロではないですw
ゆうほ。
差し支えなければKさんの現在の収入を教えてください。
Kさん
人に誇れるほどまだ高くはないですよw
ゆうほ。
あとたまに聞く「ITドカタ」の人たちってどんなことをされてて、どれくらいの収入なんですか?
Kさん
エンジニアを語る上では忘れちゃいけないですね。
主に多重下請をやっているSES企業(エンジニアを客先に常駐させる企業のこと)の社員や派遣でエンジニアをされている方を指します。
客先でのシステム開発や運用などをされています。
大元の企業が指揮命令権を持っているので、割とこき使われており、おおよその収入は月に20〜25万円くらいが相場です。
ゆうほ。
ドカタって付くからもっともらっているものかと・・・
Kさん
日本の企業で多くもらえるエンジニアはまだ少ないです。これはどの業界も似たり寄ったりかもですが。
ゆうほ。
うーん・・・個人的には魅力を感じられないのですが・・・
Kさん
それでも一定数以上働かれてますからね。僕もやりたくはないですがw
ゆうほ。
僕ももともとは飲食や菓子販売で似たような経験をしてきています。手取りで16万円の50代店長職とかザラです。
Kさん
とはいえ先ほども言いましたが、もらっている人は青天井です。言い方が悪いかもですが他の業界に比べると一発逆転が狙いやすい業種ではないでしょうか。
ゆうほ。
では副業や転職において習得するべき技術や開発言語などはありますか?
Kさん
はい、副業メインとエンジニアへの転職などの目的によって変わってきます。
副業をメインに学ばれる場合は、スポットでの案件が多いランディングページ制作、サイト制作が狙い目になってきます。
そのため、HTML/CSS/JavaScriptと言ったフロントエンドの開発言語を学びつつ、デザインも一緒に学んでいくと良いでしょう。
Kさん
また、この領域についてはPHP、とりわけWordpressのシェアがかなりあるので、PHP周りもカバーしていけば対応案件も増やせると思います。
転職の場合は技術をきちんと身につけるのがコスパが良いので、Java / Ruby辺りが個人的におすすめです。
が、Javaは案件がイケていない可能性が高いので、職場環境的にはおすすめできません・・・
理由として
・大規模開発
・会社組織の体制が古い
・プロジェクトや開発技術も古い
Kさん
トータルで考えるとRubyで基礎を学ぶのがオススメです。
Kさん
あと、副業は単純にフリーランスの開業とセットなので留意すべき点もあります
開業届、確定申告などの税務処理などや基本的に営業もセットになるので、案件の受注やクライアントとの折衷も必要です。
ここは営業会社やサービスを利用することで若干軽減はできますが、限度もあります。
ゆうほ。
解決するためにはどうしたらいいでしょうか?
Kさん
初めのうちはやはり営業会社、サービスなどで小さくても案件に応募してガンガン経験値を貯めていきます。
それから実績がわかるようにきちんとポートフォリオを作成していきましょう。
主に webデザイナーが自分の作品やプロフィールなどをまとめたもの。
エンジニアで作る場合、未経験なら0からどれくらいの作品を作れるか、経験者ならどんなプロジェクトをやってきたかなどをで作成しましょう。
ゆうほ。
急に投資の話になったかと思いましたw
Kさん
エンジニア的にはこちらの方が一般的ですw
ゆうほ。
何をするにもスクールに通う時間を捻出するのが一つの壁になってくると思うのですが、仕事も頑張りながら通うことは可能でしょうか?
Kさん
スクールにもよるとは思いますが、勉強時間の指定はないので問題ないと考えております。
ですが普通にやった場合300〜400時間程度で卒業できる見込みです。
ゆうほ。
1日8時間勉強したと仮定しても最大で50日分ですね・・・
フルタイム並に時間を投資して3ヶ月前後の見込みです。
無論、早い人はその限りではないです。
仕事しながら毎日2h程度+土日に8h捻出して3ヶ月でポートフォリオまで作りきって卒業している人もいますから。
ゆうほ。
僕なんか理解力が低いので半年以上かかりそうですw
Kさん
理解力というか、自分で考えてわからなければ講師などに聞いてくれるのが一番ですよ。
ゆうほ。
いろんな生徒さんを見てきて、共通してつまづきやすいところなどはありますか?
Kさん
つまづくというよりは時間の部分だったり、わからない部分を聞いてくれなくて解決しないなどで学習効率が下がりがちというところですね。
画面に表示される文章が全部英語なのでエラーが起きた時にしっかり読まずテンパる人が多く見受けられます。
文章が英語で書かれているだけなので、アレルギーを起こさずにしっかりと読めばどのように対処すべきかのヒントがちゃんと会ってあったりします。
プログラムがバグるのは、コマンドを流した人間サイドの問題がほとんどなので、苦手意識をもたずにしっかりとエラーを読むことで成長していけますよ。
ゆうほ。
今回は現役のプログラミングスクール講師であるKさんにお話を伺いました。
次回の記事ではプログラミング学習について、その次はエンジニア転職について引き続きKさんにお話を伺いたいと思います。
Kさん
引き続きよろしくお願いします。
都内商業施設の飲食店店長職のかたわら副業をスタート。
本業と並行しながら月収30万以上を稼ぐ。
現在は会社を退職し、フリーランスとして活動中。
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本業と並行しながら月収30万以上を稼ぐ。
現在は会社を退職し、フリーランスの接客コンサルタントとして活動中。
100冊以上のビジネス書と300本以上のセミナーや動画講義に参加した経験を生かしサイトやSNSで発信していく。
好きなバンドはDIR EN GREY。