ゆうな
「1万時間の法則」っていうのを教えてもらったんだけど一体どんな法則なの?
ちょっと調べたら「1万時間の法則は嘘!」っていう記事がいっぱい出てきた。。。
しゅんてぃー
1万時間の法則はビジネスをやるならマスターしておくべき成功法則のひとつです!
よく「1万時間の法則は嘘だ」と言われることもあるのでそこについても解説します。
このページの目次
「1万時間の法則」はマルコム・グラッドウェルが著書『天才!成功する人々の法則』で明らかにした成功法則です。
マルコムは心理学者のK・アンダース・エリクソンが行なった調査をもとにこの法則を導き出しました。
エリクソンの調査では、音楽学校に通う学生を3つのグループに分類しました。
調査の結果、どのグループもおおむね5歳からバイオリンの経験があるのに対し、世界的な演奏者になれそうなグループは20歳ごろには総練習時間が1万時間を突破していたことがわかりました。
他の2つのグループは、順に8,000時間、4,000時間程度の練習時間にとどまりました。
エリクソンはプロとアマチュアのピアニストに対しても同様の調査を行ない、同様にプロは20歳までに1万時間の努力を行なっていることがわかりました。
そのような調査の結果から、マルコムは「どんな分野でも世界的なレベルに達するには1万時間の練習が必要だ」という法則を導き出しました。
1万時間の努力の目安
しゅんてぃー
なお、1年の総時間数は8,760時間です!
しゅんてぃー
1万時間の法則には「無駄だ」「嘘だ」という議論があります。
しゅんてぃー
1万時間の法則に対してよく持ち出されるのが「20時間の法則」です!
「20時間の法則」はアメリカの作家、ジョシュ・カウフマンが提唱した理論です。
1万時間の法則を批判する人の中には、この20時間の法則を持ち出して、「1万時間もかける必要がない!」という人もいます。
しかし、そもそも1万時間の法則と20時間の法則では目指しているところが違うので、その批判には当たらないのではないでしょうか?
しゅんてぃー
1万時間の法則はトップレベルを目指すのに対し、20時間の法則はある程度のレベルを目指すからです。
1万時間の法則に対する反論として、「量が全てではなく質を重視すべき」だという声がよく聞かれます。
しゅんてぃー
僕も練習は質を重視すべきだと思います。
でも、量から質が生まれるので、絶対量は無視できません。
質を高めるには上の1〜3のステップを繰り返し行って徐々に改善していく必要があります。
つまり、いかに早く多く行動できるか(=量)が大事なのです。
量無くして質は生まれません。
1万時間の法則に対してされる反論として最後にあげるのが「練習量を時間ではかるべきではない」というものがあります。
しゅんてぃー
これに関しては完全に同意します。
そのため、1万時間の法則は少し改良して自分が極めたいことに当てはめることをおすすめします。
しゅんてぃー
何かをしている全ての時間「全集中」で挑むことは難しいですよね。。。!
時間を基準にするとムラがでてきてしまう。
シンプルに考えればわかると思います。勉強をしているときに、集中力が切れて別のことを考えてしまうという経験が誰しもあると思います。
時間を基準にすると、やっている時間だけでなくやっていない時間も「努力の時間」としてカウントしてしまうことになるのです。
しゅんてぃー
そこでおすすめしたいのが「1万回をひとつの指標にする」ことです!
例えば。。。
「回数」を指標設定すれば、時間のようにやっているのかやっていないのかわからない曖昧な部分が排除されます。
しゅんてぃー
さらに、ゴールが決まっていれば逆算して計画を立てることができます!
そもそも1万回も継続できる人は強いです。淡々と継続するだけでも成功へぐっと近づきます。
なぜなら多くの人は継続できずに途中で諦めてしまうからです。
経営者の加地太祐氏はこんなことを言っています。
希望を持つ人が1万人いても、挑戦する人はそのうちたった1%の100人。そして、100人の挑戦者のうち、継続できる人はたった1%のひとりである。
逆に言えば、継続しているだけでライバルは減っていくということです。
しゅんてぃー
1万時間の法則は成功法則でもあり、教訓でもあるのかもしれません!