【メリット・デメリットを解説】雇用形態とは?定義や違いを紹介【図解】

記事更新日: 2020/07/28

ライター: みやりーん

「さて、突然ですが!あなたの雇用形態は何でしょうか?」

「そのメリットって何?」

「メリットはあっても、それって本当にあなたのライフスタイルにあっているものなの??」

 

なんて聞かれても「今までそこまで意識したことがない」と答える方が多いのではないでしょうか。もしくはこのサイトへ来る方は、フリーランスの方も多いのでは?

お仕事をする上で、よく耳にする「雇用形態」という言葉。

最近では「正社員になる!」なんて宣言するCMだったり、「自分のライフスタイルにあった働き方なら派遣」なんて世の中の流れもあったり。その一方でフリーランス(自由業)を選ぶ人も一定数いらっしゃいます。

 

結局、どれがどういう形の契約で、メリット・デメリットがあるかご存知でしょうか?

そこで今回は、それぞれの雇用形態の特徴とメリット・デメリットを調べてみました!

どれが自分にあっている働き方なのか、今の雇用形態のままでよいのか等、迷ったときの参考にしてみてくださいね。

知りたいチャン

はじめまして、こんにちは。

ナビゲージョンを担当する「知りたいチャン」です。

キニナルことがあればどんどん質問していくから、この記事では私のこともよろしくね!

他には・・・

ヒント君

僕は、いろんなヒントをお伝えしちゃうよ。

詳しいことは・・

はかせ

わしの出番じゃな・・3人あわせてよろしくじゃ

 

この記事をを書いた人
みやりーん

はじめまして! 現在、中途・派遣それぞれの転職領域にて就業中。採用や求人サイトの仕組みの裏側など、ちらっとお話ししちゃいます。他に、食べ物でもなんでも気になるものも徹底調査!

 

この記事でわかること
  • 各雇用形態の定義
  • 各雇用形態のメリット・デメリットと社会保険について
  • 「正規雇用」と「非正規雇用」の違い
  • 「直接雇用」と「間接雇用」の違い
  • 「無期雇用」と「有期雇用」の違い
  • 「派遣3年ルール」と「無期雇用派遣」の違い
  • 「無期雇用派遣」のメリット・デメリットと「判断ポイント」

 

雇用形態によく出てくる言葉の意味

まずは現在の雇用形態の割合を見てみよう!

 

これらからわかるのは、正社員が約6割程度であることと、契約(嘱託)社員や派遣社員のよりも「パート・アルバイト」が意外に多いこと。契約社員や派遣社員が少ないのは、パート・アルバイトよりスキルや専門性を求められる傾向が強いことも挙げられる。

 

「正規雇用」と「非正規雇用」の違い

よくニュースなどで聞くこの2つ。正確には法律上の区別はありません。

法律は上はすべて「労働者」という表記になります。

一般的には、「正規雇用=正社員」・「非正規雇用=正社員以外」で使われることが多いようです。

定義としては、

【正規雇用】とは

  • 企業の直接雇用形態
  • 無期限雇用 
  • フルタイム勤務 

の3条件を満たしていれば「正規雇用」という表現を使います。現在その条件を満たしているのが「正社員」のみのため、正社員とそれ以外という印象がありますね。

 

「直接雇用」と「間接雇用」の違い

雇用の仕方の大前提として「直接雇用」と「間接雇用」があります。

 

【直接雇用とは】

「お仕事をする就業先」と「その対価であるお給料をもらう会社が同じである」雇用形態のことです。 就業する企業(A社)に直接雇用される(雇われる)形態となります。受ける福利厚生や給料は(A社)から支給を受けます。 直接に雇用されているので、昇給・退職・各種相談などがあれば、直接A社に自分で交渉となります。

 

【間接雇用とは】

「お仕事をする就業先」と「その対価であるお給料をもらう会社が別である」雇用形態のことです。 自分が雇用契約を結ぶ会社(B社)の依頼で、就業先(A社)でA社の業務規約に従いながらお仕事をする形態となります。 受ける福利厚生やお給料はB社から支給を受けます。また企業によっては、就業先(A社)の福利厚生の一部を受ける場合もあります。(例 A社の食堂の利用OK や休憩場所の利用がok程度)

 

「無期雇用」と「有期雇用」の違い

【無期雇用とは】

一度契約すると退職や解雇されるまで、ずっと継続される形態のこと。

※「無期雇用派遣」については、ページラストを参照ください

 

【有期雇用とは】

予め決まった期間のみの契約(例3か月など)でお仕事をする形態のこと。

期間満了ごとに更新することで、継続して働くことも可能です。

 

各雇用形態の定義

正社員とは

  • 雇用期間の定めがない(無期雇用)
  • 企業の指定する労働時間をフルタイムで勤務
  • 直接雇用
  • 月給制

の社員のこと!

 

契約社員(嘱託社員)とは

  • 雇用期間が決まっている(有期雇用)
  • 正社員と同じか準じる働き方
  • 直接雇用
  • 月給制

嘱託社員とは、主に定年退職後に再雇用された人に使われる言葉。法律上での表記はなく、内容は「契約社員」である

 

派遣社員とは

  • 雇用期間が決まっている(有期雇用)
  • 契約の元、さまざまな日数や時間の働き方ができる(数日出社やフルタイムなど)
  • 間接雇用
  • 時給制

 

パート(パートタイマー)

  • 雇用期間が決まっている(有期雇用)
  • 比較的、短時間勤務(アルバイトよりも継続のあるある場合が多い)
  • 直接雇用
  • 時給制

 

アルバイト

  • 雇用期間が決まっている(有期雇用)
  • パートよりもさらに、短時間勤務も可能な働き方(1日だけなど)
  • 直接雇用
  • 時給制

※パートとアルバイトは、大きな違いがあるわけでなく、傾向としては、「短時間で継続性が長い、昼間、主に主婦層の労働」をパート。「1日だけなど単発も可能な短時間勤務、夕方から夜、主に学生層の労働」をアルバイトということが多い。

「パート・アルバイト」とまとめて表記する場合も多し!

 

フリー(フリーランス)

  • 働き方や時間、時給を自分で決めて行う
  • 仕事は自分で獲得する必要がある

 

【ここまでのまとめ 一覧】

 

知りたいチャン

なるほど。。

でも正規雇用が「正社員だけ」って表現するくらいだから・・結局「正社員」が一番いいってことじゃないの?

はかせ

実は、必ずしもそうとは限らんのじゃ。その人の「ライフスタイル」や「求める条件」によって、その人に合った雇用形態があるからの。

ヒント君

正社員だと「副業」を禁止しているところもあるし!フリーランスと並行してやりたいから契約社員や派遣を選ぶ人もいるよ!

知りたいチャン

どの視点からみるかでかわるのね!

ヒント君

では、次に「各雇用形態」のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

「各雇用形態」のメリット・デメリット

【正社員】

メリット

・一度入社するれば、退職や解雇されるまで働ける(安定した雇用で安心)

・昇給やボーナスがある(責任ある仕事にも挑戦できる)

 

デメリット

・企業によっては、移動や転勤がある場合もある

・仕事内容が、会社からの命令で変わる場合がある(交渉はできるが、拒否はできないので退職しかない)

・基本フルタイム勤務である

 

【契約社員(嘱託社員)】

メリット

・昇給やボーナスがある場合が多い

 

デメリット

正社員より給料が低い場合が多い

・期間の定めがある

・正社員と同じような仕事でも、デメリットが多い

 

【派遣社員】

メリット

自分のライフスタイルにあわせ、(比較的)正社員よりも自由な時間ではたらくことができる

パート・アルバイトより給料が高い場合が多い

・契約満了で他の仕事や企業へ転職しやすい

 

デメリット

・期間の定めがある

・時給制(GWや夏季・冬季休暇の時、収入が少なくなる

 

 

【パート・アルバイト】

メリット

・自分の空いた時間を利用して働ける

1日だけなど、激短の働き方も可能

 

デメリット

・(他の雇用形態と比較して)社会的信用度が低い

・時給制

 

 

【フリーランス】

メリット

働く時間も給料も自分ですべて決めることができる

 

デメリット

・自分で仕事を取ってくる必要がある

・各種、保険や税金を自分で手続きする(会社員で払うより割高)

 

知りたいチャン

こうやってみると、どれがいいって一概に言えなくなったわ

ヒント君

次は、大事な保険を比較してみるよ!

 

各雇用形態別、社会保険について

【一覧】

社会保険とは

よく聞く「社会保険」とは「労働保険」「雇用保険」「厚生年金」「健康保険」の4つのことを示します

 

「社会保険」に加入できる条件

以下の2分類のうち、どちらかを満たしていればOK!

【ケース1】

週30時間以上勤務している人

 

【ケース2】

以下の条件をすべて満たしている人(ケース1でない人対象)

  • 週20時間以上勤務を継続している人
  • 従業員が501人以上の企業(500名以下は別の条件がある)
  • 1年以上の勤務見込みがある人
  • 月額8万8000円以上(年収106万円以上)
  • 学生は不可

※扶養内で収めたい人は、この条件にあたはまらないようにする必要があります

 

労働災害保険(通称:労災保険)

就業中に起きた事故やケガ等は、会社が負担して支払いうもの。雇用されると全員無条件で適用されます

 

雇用保険

退職した後に、生活が困らない為に一定期間、国から支給される為の保険(失業保険)を受け取る為のもの(支給金額や期間なのは勤続年数や年収によって異なります)

【加入すると・・】

・毎月、保険料が給料から引かれます

 

厚生年金

企業が国民年金に上乗せして払う年金。

以下の条件を満し雇用されている人は、企業が個人にかわって国民年金を国に収めます。その時に「厚生年金」として企業が上乗せして払っている保険。

その金額の一部を負担として毎月差し引かれますが、年金を受け取るときに、その分上乗せされて受給できるメリットが大きい特徴があります。

【加入すると・・】

・毎月、保険料が給料から引かれます(払うべき国民年金代+企業が上乗せする分の「一部」)

 

健康保険

病院で治療した場合に、全額でなく一部負担(3割)負担になる保険。

【加入すると・・】

・毎月、保険料が給料から引かれます(個人で払う場合の半額分が引かれる) ※残りの半額は企業が負担しています

 

派遣の「3年ルール」と「無期雇用派遣」が

派遣(正確には登録型派遣)は、基本、期間の定めのある「有期雇用」ですが、最長期限のある「3年ルール」と3年以上の就業で「無期雇用派遣」の選択を得ることができます。

ざっくり説明すると・・・

3年ルール

2015年9月の労働法の改正で派遣社員は3年以上、同一の就業場所で、派遣での就業ができないもの。

 

無期雇用派遣

上記の3年ルールを超える場合、期間の定めのない「無期雇用派遣」を選択できるというものです。

あくまで選択肢があるだけで、ずっと今までの登録型派遣を選ぶこともできます。その場合は、3年ルールに基づき、同じ部署では働くことはできませんのでご注意を!

※有期雇用の派遣雇用を、より支援するための法改正でしたが、メリット・デメリットがあります。

 

みやりーん

詳細はこちらの記事を読んでみてね!

 

まとめ

知りたいチャン

なるほど・・「正社員」が一番って思っていたけど・・・人によって違うかも。

ヒント君

雇用形態のメリット・デメリットを知っておくとより判断しやすいよね

知りたいチャン

安定を求める人には、「正社員」「契約社員」「無期雇用派遣」がいいけど、その分自由な働き方がしにくいわね。

「フリー」だと、自分でやることが多いけれど、自由にできることは魅力的!

比較的自由な時間を使って働くならば・・・「パート・アルバイト」もあるけど、同じ条件でそれより時給のいい「派遣」もいいわね♪

はかせ

一般的には、自分のライフワークで「何を」を基準として選ぶのが、納得感が得られやすいといわれておるぞ。

「正社員」でもフリーランスとのかけもちや、「派遣」とアルバイトをかけもちで、副業をやる人もおるしの。

ヒント君

もちろん、「雇用形態」にこだわらず、

「この仕事が好きだー!」「どんな働き方でもいいからやりたい」って人もいると思うから気持ちも大事にね。

 

保証されるもの、されないもの等、「雇用形態」によってメリット・デメリットがありますね。また、ライフスタイルにより、ある人にはデメリットに見えるものも、自分にはメリットに見えるなど、「どんな働き方をするか」によって異なることを紹介しました。

この記事で、自分にあった働き方を選ぶヒントになれば幸いです。

この記事を書いたライター

みやりーん

こんにちは。「みやりーん」と、申します!

転職・派遣の人材業界で、渉外・マーケティング・制作等、マルチに戦うWEBディレクター。アルバイト、派遣、契約社員、正社員をひととおり経験。7人材業界の裏側や仕組み、おすすめの派遣会社、働き方について発信しています。

 

特に、派遣については「常駐先側の気持ち」「派遣元のおもわく」「求職者の選び方のポイント」「サイトの仕組み」など詳しくご紹介!

 

働き方改革の一環で、副業として掛け持ちができるお仕事や、転職の際の注意点などもまとめていますよ!

 

よりよい選択のヒントになれば幸いです。Twitter

この記事に関連するラベル

ページトップへ